BambuのH2Dかっこいいですよね。2か月悩んでついに買ってしまいました。P1Sと比べて

- 造形サイズUP
- 65度までのチャンバーのおかげで歪みやすい材質もいける(歪みにくいだけで縮みはする)
- チャンバーのおかげで層間接着が上がり、材質本来の強さが出る
- デュアルノズルのおかげでサポート材が使いやすい
- 全体的にダイキャストのフレームで剛性が高い
- A1シリーズと同様のノズル構造で交換が楽
- 各種自動補正がしっかりしている
- 流量補正は予めパージしながらやるのでプレート上で行う分は僅か
- 下に持ちやすい隙間がある
- フィラメントバッファが本体内蔵になった
- X軸はカーボンロッドからリニアガイドになった
- 移動音が産業機械じみてかっこいい
- ビジョンエンコーダーは正直よくわからない
- ワイパーが刷新されて余計なパーツを付けなくてもよくなった
- 各部複雑になっているため分解清掃が鬼な場所がある。特にツールヘッド回り。ただ情報はあるのでちゃんと見ながらやればなんとかなる。
- 死ぬほど重いので、一人設置する場合はガラスプレートや中身のAMSを取り出して軽くしてから作業に挑もう
- 置き場所は奥行き600mmは有るラックを用意しよう。写真は600x1200です。
とにかくP1Sでよくなかったところが徹底的に解消されている感じです。
プレートはBQのGlacierメインでどうしても接着力が必要な場合はPEIプレートを使います。
1300時間あたりでZ軸のねじ(奥側)が完全に舐めてしまい故障しました。
部品交換の情報が豊富なBambu製品ですが、この部分はまだ情報がなく代理店(サンステラさん)と相談した結果交換となりました(すごく邪魔ですが外箱は一年くらいは置いておきましょう)。
ねじが故障した以外は別段何もなく非常に安定していいマシンです。
あと、AMSの乾燥機能が常時使えるようになってくれたらいいなと思います。
大物プリント・ABSなどの反りやすい材質・サポート材をふんだんに使いたい、この三つを満たす人にはお勧めです。
前者2つだけであればH2Sや他社製品も視野に入ると思います。