昨年末のセール(11月末)でP1S Comboを買いました。以前はFlashforgeのDreamer NXというプリンタを使っていましたが、いかんせん遅いし造形精度があまりよくなく稼働率はいまいちでした。
そこで評判のいいP1S Comboに置き換えることに。まず最初に言いたいのは、AMS付きのComboを絶対買うこと。これがないとP1Sの良さが半減します。断言できます。
2025/01/28現在の我が家のP1Sの様子

今までにプリントしたもの
https://photos.app.goo.gl/ogcKoCEjBuFYQvpW7
良かったところ
- 適当設定でちゃんと出力ができる。かなり品質も良くFDMとしてはかなり優秀。
- AMSが優秀でフィラメント交換がとても楽。私は多色形成はしないがそういう向きにもうってつけ。
- 密閉構造のAMSとチャンバー構造の本体でフィラメントの湿気対策や、ビルド時の恒温が容易でABSなども全く問題ない。
- Bambu Studioがよくできている
- スマホ対応で遠隔で様子がみれる
- コミュニティが活発でたくさんmodや作品がある
- 公式が部品をばら売りしてて改造・補修が容易。Wikiも充実しており補修に何も困らない。
私が購入した部品やアクセサリ
- 焼き入れノズル&押し出しギア。カーボン繊維系フィラメントを使うのに必須。
- OZO-Z乾燥剤。これを4つくらいAMSに突っ込んでおけば湿度10%を維持できる。
- Switchbot温度・湿度計。無理やりだがAMSに突っ込める。本体チャンバー内にも一つ入れている。
- USBスティック型ライト。本体のライトでは光量不足。本体手前側に空きのUSB-Aがあるのでそこに突っ込む。これを使っているhttps://amzn.asia/d/8kC0v12
- ケープエクストラ3Dキープ。のりの代わり。IPAでは落ちないのでエタノールが必要。
- A1用のノズルワイパーシリコンゴム。標準の輪っかのノズルワイパーではPETGの掃除がうまくいかないのでこのゴムを使ったワイパーのmodを使っている。
- PTFEチューブとワンタッチ接手(PC4-M6やPC4-M10)セットになったものがAmazonにある
- インサートナット用はんだごて先。AliexpressでT12とかで検索するとある。プリントでモデルとしてねじ穴を出してもいいが強度的に劣るので必要なときはインサートナットを熱圧入してる。
- SuperLub 52004とKURE(呉工業) シリコングリースメイト ペースト。SuperLubはリニアブッシュ(LMU8)の潤滑に、KUREは送りねじの潤滑に使う。プリントヘッドのカーボンロッドは決して潤滑してはいけないので注意(アルコールで清掃するだけでよい)。
- Smooth PEI、SuperTackプレート
ビルドプレートは標準でTextured PEIが付いている。Textured PEIはPBTや適当に何かをプリントするとき、Smooth PEIはのりを付けて反りやすいABSをプリントするとき、SuperTackはPLAとPETGをプリントするときと使い分けている。
お勧めのフィラメント。Bambulab公式でもいいのだけどいかんせん高い。下記は今のところ安くて品質にも問題ない。
- CC3DのPETG-CF。黒、ネイビー、ダークグリーンとCF系にしては色が多い。
- CC3DのPBT pro。非常に粘り強くばね的な使い方ができる。
- KexcelledのPLA-CF。PLA系としては一番強度があるはず。
これらをメインに、PLAをドラフトプリントに使っている。形状が煮詰まって本番に上記を使い分けている。もっぱら構造物をプリントしているので装飾用での使い方的なレビューは全くない。





